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肩関節周囲炎とは、その名の通り肩の関節の周囲に炎症がある状態を指します。
一般的には、四十肩や五十肩と呼ばれることが多いです。
肩関節周囲炎の痛みにより、肩を動かさない生活が長期化するケースや、自然に治るだろうと放置をしてしまうケースは、肩が固まってしまい動かせなくなります。
そのようなケースは凍結肩と呼ばれます。
凍結肩とは、拘縮肩とも言われており、海外ではfrozen shoulder(凍った肩)と表現されます。
言葉の通り、凍ったように固まって動かなくなってしまい、治療にとても難渋します。
このような関節の硬さは短期間で形成されたものではなく、長期間にわたって痛みのために自然と動かさないようにしてしまった結果と言えます。関節を包んでいる関節包という組織が縮こまって固まってしまい、周りの組織とくっついてしまった状態です。
前述したように、凍結肩の多くは治療に難渋します。
一般的に軽度なもので6ヶ月以上、重度なものでは1年以上のリハビリの継続が必要と言われています。
長期間の
そのため、近年増えてきているのが、サイレントマニピュレーション(非観血的関節受動術)という治療法です。
前述したように、凍結肩は関節包という組織にアプローチする必要があります。
この関節包がリハビリを苦しめている原因です。ストレッチやマッサージするとすぐに柔らかくなる筋肉とは違い、簡単には効果が出ない組織なのです。
そこで、サイレントマニピュレーションは、片腕に麻酔をかけて、痛みが感じない麻酔下の状況で縮こまった関節包をストレッチし、くっついた周りの組織から剥がす治療です。
麻酔をかけているので、その瞬間は痛みがありませんが、麻酔が切れると痛みが出現してきます。
この治療は、固まった肩を動かすための礎となります。そのため、その後のリハビリを適切に行うことが必要になります。
サイレントマニピュレーションは、専門病院でしかできない治療法です。肩の状態を考慮し希望される場合は専門病院へご紹介させて頂きます。
当院は、四十肩・五十肩で悩む患者様が多く来院されます。
その中には、痛みが強い治療よりは、時間がかかってもマイルドに治療を進めてほしいという方や、なんでも良いから早く動かせるようにして欲しいという方もいらっしゃいます。
サイレントマニピュレーションは、後者の早く動かせるようにして欲しいという方にオススメの治療法です。
しかし、どのような治療にもメリット・デメリットがあります。
当院は、適応であるか否か、その治療のメリット・デメリットを丁寧に説明し、希望があれば専門の病院をご紹介しています。
関節が固まってしまい不安を抱えている方は、ぜひ当院へご相談ください。
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