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『超初期』
この時期の腰椎分離症は、完治が目標となります。
まずは専門の医療機関にて、自分の身体に併せたオーダメイドの硬性コルセットを作成します。コルセットを使用し、スポーツ活動は完全に休止します。安静期間は、個人差がありますが、多くは1〜2ヶ月に及びます。その期間は、腰椎分離症を引き起こした身体の問題を改善するための、リハビリテーションを行います。
スポーツ活動再開の基準は、再度撮影したMRIにて骨髄浮腫と呼ばれる炎症所見が改善していることです。徐々に運動強度を増加させていき、完全復帰していきます。
『初期』
この時期の腰椎分離症も、完治を目標とします。
基本的な方針は、『超初期』と同様です。超初期との違いは、安静期間がやや長くなり平均3ヶ月と言われています。安静期間が3ヶ月経過した時点での骨癒合率(疲労骨折が完治している割合)は94%と報告されており、ほとんどの症例で完治しています。
スポーツ活動再開の基準は、『超初期』と同様です。
『進行期』
この時期の腰椎分離症が、最も目標設定が難しいケースと言われています。
ひとくくりに『進行期』と診断されても、初期に近い進行期(MRIで炎症所見がハッキリとしているタイプ)と終末期に近い進行期(MRIで炎症所見が少ないタイプ)では、予後が大きく変わってきます。
この時期の分離症の安静期間は、平均で5〜6ヶ月と長期に及ぶにも関わらず、初期に近い進行期での骨癒合率は64%、終末期に近い進行期では27%と低い確率となっており、必ずしも完治すると言い切れないのが現状です。
そのため、選手の置かれている立場や状況、選手や家族の意向などを加味した上で、今後の方針・復帰スケジュールを立てることが必要になってきます。
『終末期』
この時期の腰椎分離症は、亀裂が入った骨は完治する可能性が無いと言われいます。
そのため、痛みが出ないように全身のコンディショニングしながら競技の継続が許可されます。
しかし、今まで通り競技を継続していると、痛みは無くなりません。
腰に負担のかかりにくい身体の使い方をリハビリを通して習得する必要性があります。
これまでもお伝えしているように、腰椎分離症のリハビリテーションで重要なことは、治せるものは完全に治すということです。
将来を考えた時に、分離症が治せなかったケースと治したケースは、パフォーマンス・競技人生に大きな影響を及ぼします。
また、分離症の発症には必ず原因があります。
腰になぜ負担が集中してしまったのか、その原因をハッキリとさせて、克服することが重要です。そのためには、リハビリで腰に負担のかからない身体の使い方を学習することが必要です。
腰椎分離症と診断された場合、医師から「筋力が弱いからトレーニングしましょう」「身体が硬いからストレッチをしましょう」こんなことを言われて、なんとなくリハビリをしている選手がほとんです。
なんで分離症になってしまったんだろう、どうしたら痛みなく動けるだろう、このようなことを理解して、安静の期間を無駄にせず、からだの使い方を学習していくことが重要です。
これ以外にも、さまざまな悩みを解決いたします。気軽にご相談ください。
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