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半月板は、膝関節の中で大腿骨(ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある、軟骨成分からなるクッション材です。
半月板の役割は、関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、関節の位置を安定させてスムーズに動かすための補助としての働きがあります。
半月板に傷がつくと、痛みや曲げ伸ばしした際の引っかかり感が出現し、関節の中で炎症を起こし、水が溜まって膝が腫れたり、場合によっては関節の中で出血して血液が溜まる場合もあります。
半月板には再生能力がないと言われており、症状が悪化していくと変形性膝関節症に移行していきます。これは半月板の衝撃吸収の役割が、十分に機能しなかった結果と考えられており、しっかりと治療をせず放置すると取り返しのつかない状況になってしまいます。
半月板は軟骨成分が多く、加齢に伴って変性しやすい組織です。傷つきやすくなった半月板に、微細なストレスが繰り返し加わることで、断裂が起こります。
また、生まれつきの半月板形態異常(円板状半月)がアジア人には多いと言われており、20人に1人程度の割合で存在すると言われています。円板状半月とは、正常の半月板と比較して半月板が分厚く、形も大きく異なり、引っかかりの症状が発生しやすいと言われています。
半月板は、先述したように衝撃吸収機能として役割が大きく、損傷すると関節にかかる衝撃を分散できず関節軟骨の変性・破壊が進みます。
そのため、中高年の半月板損傷は、膝にかかる衝撃を少しでも減らすことが重要になります。一般的に行なわれている治療は以下のようなものがあります。
このように、さまざまな角度からアプローチが可能です。
しかし、このような保存療法(手術をしない治療方法)では、改善が見られない場合も多く、そのようなケースは手術を検討することがあります。
半月板損傷の治療において、リハビリテーションは最も重要と言っても過言ではありません。
関節にかかる負担を減らすためには、膝の周囲で働く筋肉を強化する必要があります。特に、大腿四頭筋(もも前の筋肉)が重要と言われており、さまざまなトレーニング方法が、雑誌やテレビで紹介されています。
しかし、ここで注意をしなければならない事があります。それは、健康な人が、健康維持としてトレーニングをする事と、膝に問題を抱えた人が行うトレーニングは、大きく異なるという事です。一般的にももの筋トレというとスクワットが思いつく人が多いと思います。しかし、半月板の損傷があり関節の支える力が弱っている場合、スクワットなどで負荷をかけると症状を悪化させる危険性があり、オススメは出来ません。
半月板損傷に対しては、正しい知識を持って、正しい方法でリハビリを進める必要があります。
当院では、多くの膝痛を対応してきた経験と知識により、適切なサポートを致します。
半月板損傷と診断され手術をしなきゃ治らないと言われた、通院して治療しているがなかなか良くならないなど、膝痛でお悩みの方は気軽にお問い合わせください。
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