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アスリートの方は、シンスプリントという単語を一度は聞いたことがあるのでは無いでしょうか。
現在は、脛骨内側ストレス症候群(medial tibial stress syndrome:MTSS)と呼ばれています。
同じような場所の痛みで脛骨(すねの骨)の疲労骨折があり、鑑別(正確に診断すること)が必要です。
症状としては、右図のような場所に感じる痛みです。
重症度によって、運動していなくて痛い人、運動を開始して身体が温まると痛みが軽減する人、練習中だけ痛い人など症状を訴えるタイミングはさまざまです。
MTSSの診断は、MRI検査によって正確に診断が可能です。
また超音波エコーの検査でも炎症の有無が判断できますが、疲労骨折の可能性を完全に否定できないため、MRIの優先度が高いです。
また画像検査ができない場合でも、以下のような定義がMTSSだと言われています。
疲労骨折は圧痛が比較的ピンポイントに集中するため、MTSSとの鑑別には重要な所見です。
MTSSの治療は、基本的にリハビリテーションです。症状が重度な場合は、一時的な運動の休止が必要な場合もあります。
MTSSの発症には、長趾屈筋という足の指を曲げる筋肉やヒラメ筋というふくらはぎの筋肉が関連していると言われています。また、扁平足などで土踏まずをうまく支えられない人が、発症しやすいと考えられています。
そのため、この怪我の治療は、土踏まずを支えるためのトレーニングや、硬くなってしまった筋肉をほぐす事が中心となります。
その他の治療としては、自分の足型に合った足底挿板(インソール)を作成し、土踏まずが落ちてしまうものを、下から支えて安定させるということが頻繁に行われます。
シンスプリントは、プレーしながら治すことができる怪我の一つです。さまざまな面ですねに負担がかからないようにアプローチすることが可能ですので、悩みを抱えている方は、一度当院にご相談ください。
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