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足首の捻挫は、スポーツ外傷の中でも特に多く、全体の30%と言われています。
捻挫とは、関節を捻って起こる怪我で、骨折や脱臼を除いたものを言います。
足を捻った際に起こるストレスは、足の内側と外側で異なります。捻挫の中でも、圧倒的に頻度が多いのは、足の裏が内側を向く内反捻挫です。その際は、外側では靭帯が過剰に伸ばされることによる靭帯損傷や関節包(関節を包む膜)・血管・神経の損傷が発生します。一方で、内側では骨同士の衝突が起こり、骨挫傷(骨の打撲)が発生します。
このほかにも、足首・足には多くの靭帯があります。損傷した部位とその重症度によって、固定の方法・固定する期間は異なり、荷重を許可するか松葉杖を使用するかなど、考慮が必要です。
足関節捻挫の診断は、レントゲン・MRI・CT・超音波エコーなどを用いて行います。
レントゲン・CTは、骨折を見逃さないように確認するために行います。また靭帯の緩みを確認する場合に、レントゲンを用いて検査を行う場合があります。
MRIは骨挫傷の確認や、靭帯損傷の程度を詳細に把握する場合に用いられます。
超音波エコーの検査では、靭帯の緩みや炎症の症状を確認が可能です。またエコーは、放射線被曝も無く短時間に行える簡便な検査のため、受傷直後・受傷後1週・受傷後2週と経過見ていく際に、非常に有効な手段のため、最近多く使用されるようになってきました。
足関節捻挫は、処置対応が非常に重要です。捻挫直後にどのように対応するかで、その後の治療過程に影響があります。
捻挫の処置対応でイメージがつくのはアイシング(冷却)では無いでしょうか?一昔前までは、Rest(安静)Icing(冷却)Compression(圧迫)Elevation(患部の挙上)の頭文字をとってRICE(ライス)処置と言われていました。
しかし、近年さまざまな研究がされており、Protection(患部の保護)が必要であり、また完全なRest(安静)よりもOptimal Loding(適切な負荷)が必要であると言われるようになってきました。そのためRICE処置よりもPOLICE処置が理想であると考えられています。
適切の負荷というのは、専門の知識を持った人の指導が必要のため、当院に一度来院ください。状態に合わせた適切な負荷のかけ方を指導させて頂きます。
足関節捻挫を受傷した際は、まずPOLICE処置を優先的に行います。
しかし、Protection(患部の保護)は固定などを意味しているので、医療機関の受診が必要です。また前述したようにOptimal Loding(適切な負荷)も同様です。
しかし、Icing(冷却)やElevation(患部の挙上)は医療機関に受診する前でも可能です。ここで注意が必要なことは、過剰なアイシングは血流を阻害し過ぎること、凍傷の危険性がありかえって治りを遅くしてしまう原因になりかね無いので、適度に行う必要があります。
そのような処置を行なった上で、早期に受診し医師の診断を受ける必要があります。診断後は、必要に応じて固定(ギプス・シーネ・弾性包帯・サポーターなど)や荷重の制限(松葉杖の使用)を考慮します。
その後は、リハビリを行いながら足首の痛みや腫れを確認しながら、筋力・可動域(足首の柔らかさ)の改善を行なっていきます。
しかし、一般的な病院や接骨院では、炎症を抑えるという治療に集中している施設が多く、再発予防に対する知識や指導が不十分であり、復帰後に再度捻挫してしまうという選手が多く、慢性的に足首が痛いと悩んでいる選手がたくさんいます。
当院は、適切な初期対応・再発予防の指導・競技復帰へのサポートを、一貫して適切に行うことが可能です。「こんなリハビリ教えてもらったことない」「こういうリハビリをしなければいけ無いんだ」と捻挫に関する考え方を改善するために、丁寧なサポートをいたします。
『たかが捻挫、されど捻挫』です。捻挫を甘く考えて、リハビリを十分にせず、パフォーマンスに影響し、夢を諦めるアスリートをたくさん目の当たりにしてきました。後から後悔することが無いように、捻挫治療の重要性を伝えながら、一緒に競技復帰を目指してみませんか?
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