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今回は、アスリートに多く見られる腰の怪我に関して説明していきます。
腰痛は、最も多くの人が経験する痛みと言われています。
その腰痛の中でも、一般の中高年者・高齢者に生じる腰痛と、アスリートが生じる腰痛は、多くの相違点があります。
一般的に、中高年が生じる腰痛は、加齢による変性が大きく関連しています。一方で、アスリートが生じる腰痛は、オーバーユース(overuse:使い過ぎ)やディスユース(disuse:間違った負荷のかかり方)などの繰り返しが原因となります。
そのため、アスリートの腰痛を予防するには、使い過ぎに注意しながら適切にコンディショニングすること、間違った負荷がかからないように適切な身体の使い方を学習することが重要です。
ひとくくりに腰痛と言っても、多くの原因が考えられます。
筋肉や筋膜・椎間板・椎間関節・仙腸関節・坐骨神経などなど、それぞれ必要な対応は異なります。
どのような病名の怪我があるのでしょうか?
ざっと書き出しただけで、こんなに出てきました。まだ記載出来ていない病名の怪我もあります。
聞いたことない病名ありませんか?
あなたの腰痛はちゃんと細かく診断してもらえましたか?
整形外科のお医者さんは、なんでも診断できるスーパーマンではありません。
それぞれ専門の部位があり、膝を専門に勉強されてきたお医者さん、肘を専門に勉強されてきたお医者さんなど、とても頭の良い先生ばかりですが、同じ人間なので得意不得意があります。
そのため、腰痛は腰痛専門のお医者さんに相談することを勧めています。
腰部障害は一般的に、画像検査(レントゲン・MRI・CT)と臨床症状(どこが痛い・どうすると痛い・押して痛い場所などの情報)を組み合わせて診断されます。
【レントゲン検査の特徴】
この検査は、骨の病変とくに骨折や加齢に伴う変形があるケースを見つけるのが得意な検査です。
短時間で検査が可能で、ほぼ全ての病院にレントゲンの設備は整っているため、比較的容易に行える検査であるのも特徴です。
しかし、レントゲン検査では写りにくい骨折もあり、僅かではありますが一定数の見逃されてしまうのも現状です。
【MRI検査の特徴】
この検査は、レントゲンの検査では見えない軟部組織(筋肉や靭帯や椎間板など)の組織を見ることができるのが特徴です。また炎症などの症状を反映することも可能で、怪我の早期発見なども得意である点が特徴です。MRIは放射線を使用しない電磁波を用いる検査のため、被曝の心配がないのも特徴です。
しかし、全ての施設にMRIの設備が整っている訳ではなく、また検査時間が長く(30分程度)かかる検査のため、予約を取って後日の検査になることが多い検査です。
【CT検査の特徴】
この検査は、レントゲンで判別しにくい細かな骨折を、細かく分析することが可能です。
検査時間は短い検査ですが、レントゲン同様に被曝を伴う放射線を用いる検査です。
MRI同様に、全ての施設に備わっている設備ではないため、他の病院に紹介受診し、検査をする場合もあります。
このように、それぞれの検査には得意不得意が存在しており、怪我の種類によって検査の内容を選択する必要があります。
アスリートの腰部障害には、たくさんの種類の怪我があります。
それぞれを正確に診断してもらい、適切な治療を行うことは言うまでもありません。
アスリートの腰部障害は、休んで解決する怪我は少ないです。では、何をすればいいのか、それがリハビリです。
一般の医療機関で、行われるリハビリは電気治療で筋肉の硬さを軽減させ、ストレッチを行い身体を柔らかくしましょうという指導が行われます。
しかし、それぞれ発生している原因は怪我の種類によって大きく異なります。また、人間の身体は個人差が大きいので、人によって原因は大きく異なり、取り組むスポーツの種類やポジションなどによっても原因は大きく異なってきます。
当院は、個人個人の怪我の発生した原因を明確にすることで、適切な競技復帰・復帰後の高いパフォーマンスをサポートします。ぜひご相談ください。
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