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肩を前から見た図
肩を後ろから見た図
腱板(回旋筋腱板)は、肩を安定して動かすために重要な肩のインナーマッスルと言われています。
腱板は、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋肉で構成されます。
腱板損傷の原因は大きく分けて2つあります。
1つ目は、転倒などの外傷によるものです。
スポーツで転倒して手をついた、雨や雪の日に滑って転んで手をついた。など、外傷により発生するケースは若年層でも発生します。
2つ目は、思い当たるエピソードがないのに、気づいたら痛みで動かしにくくなってきた、というパターンです。これは50歳代以降に発生し、高齢者に多いケースです。
腱板は加齢に伴い、変性が進むことが分かっており、50歳代でも15%程度、80歳代では50%以上の方が断裂していると言われています。
しかし、断裂していても痛みがない人が多く存在すると言われており、痛みはないけど肩が上がりにくくなったという方は、隠れた腱板断裂がある可能性が高いと言えます。
腱板断裂にはこのような症状があります。
問診と身体所見、およびMRIやエコーなどの画像検査で診断します。
身体所見としては、痛みの部位の確認や筋力の検査を行うことで、予測が可能です。
確定診断には、MRIやエコーの画像診断が必要です。
MRIでは、腱板断裂の有無や程度、関節水腫や滑膜炎の有無が確認できます。また断裂した腱板は次第に萎縮(痩せてしまう)や脂肪変性(筋肉が脂肪に置き換わる)という変化が起こります。MRIではそれらも併せて評価することが可能です。
近年は、簡便に使用できるエコーの検査も有用とされ、エコーを使用して診断されることも増えてきています。
腱板断裂の多くは保存療法が適応となりますが、一部手術が検討されるケースもあります。
手術が勧められる場合はこのような場合です。
このようなタイプは、手術が必要と診断されるケースが多いです。手術の方法は、状況に応じて様々ありますが専門的な技術が必要であり、手術ができる病院は限られています。
しかしながら、このようなタイプは比較的まれであり、多くは保存療法にて改善します。
保存療法の内容は、以下のようなことを行います。
腱板断裂のリハビリテーションは、痛みなどのそれぞれの状態にあわせて進めていきます。
【発症初期】
炎症が強い時期は、痛みが強く感じるため、早期に炎症を治めるように進めていきます。
この時期は肩を無理に動かすと痛みが悪化しやすい時期でもあります。そのため、肩甲骨や鎖骨・肋骨・背骨などの動きが悪くならないように対応していきます。
【初期以降】
痛みが減少してきたら、肩甲骨などへのアプローチは継続しつつ、肩周囲の筋力を向上させるメニューを開始します。この時期から少しずつ肩の動かせる範囲が広がり、日常生活で困ることが少しずつ改善してきます。
他の事例でもお伝えしていますが、肩の診断や治療は専門の医師や理学療法士のいる施設へ通院することをお勧めしています。
正しい診断・治療をご希望の場合は、専門の医師をご紹介いたしますので、気軽にお問合せください。
当院院長は、多くの肩痛を施術してまいりました。バスケットボールプロ選手から一般の四十肩・五十肩まで幅広く対応させて頂いた経験をもとに、早期改善に向けてサポートさせて頂きます。
肩の痛みでお悩みの際は、一度当院へご来院ください。
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