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ジャンパー膝は、別名『膝蓋腱炎=膝蓋靭帯炎』とも呼ばれ、膝蓋腱(膝蓋靭帯)に繰り返しのストレスが与えられることによって生じる炎症・痛みのことを言います。
ジャンプを多く行う競技、バスケットボールやバレーボールで多く発生することから、このように呼ばれるようになりました。
ジャンパー膝は、治りにくい怪我と言われています。骨と腱(靭帯)の接合部分は複雑な構造をしており、炎症が起こると、なかなか炎症が治らず、症状が長期的に残ってしまうと考えられています。
最近は、体外衝撃波療法やPRP療法などの最先端の技術によって、少しずつ改善されてきていますが、これらの治療は自費診療となるため、高額な費用が必要になります。
この病気の確定診断は、超音波エコー検査もしくはMRI検査によって可能です。レントゲン検査で行います。
右図のように、膝蓋骨(膝のお皿)の下部が白く光っているのがジャンパー膝のサインです。
このように、エコーやMRIで炎症の有無を確認すると確定診断が可能です。
ジャンパー膝の治療は、軸となるのが運動量のコントロールとリハビリテーションです。
しかし、前述したようになかなか改善しにくい怪我であり、場合によっては体外衝撃波療法という治療や、PRP療法(自身の血液を採血して利用する方法)などが勧められる場合がありますが、自費診療のため高額であり、誰でも容易に受けれる治療ではありません。
また、ステロイド製剤(炎症を抑える成分)を混ぜたものを注射する治療がさまざまな怪我に用いられますが、この怪我にはオススメではありません。というのも膝蓋腱のような腱(スジのこと)にステロイドを打つと腱が弱くなってしまい、最悪の場合切れてしまうことがあるからです。
このようなことから、基本的にはリハビリでコンディショニングをしながらプレーを継続していくケースが多く、リハビリの介入が重要となってきます。
ジャンパー膝の治療は、患部の炎症をコントロールすること、膝にかかる負担を減らすことが目的になります。
患部の炎症を抑えるには、薬を飲んだり、物理療法(電気治療)などがおすすめです。しかし炎症を抑える治療だけでは、プレーする度に症状は再発し、痛みがなかなか改善しない原因となてしまいます。
そこで、膝にかかる負担を減らすというアプローチが重要です。膝の負担を増やす原因は多くありますが、例を出すと股関節の筋力が弱いパターンや足首の関節が硬いパターンなどがあります。
このように、なぜジャンパー膝になってしまったのかを明確にすることが、症状改善を目指す上で重要になってきます。
当院は、現在もバスケットボールトレーナーとして豊富な経験を活かして、症状改善のサポートをいたします。気軽にご相談ください。
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