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肉離れとは、筋肉が部分的または完全に断裂してしまった状態のことをいいます。
太ももやふくらはぎで起こりやすいとされています。
肉離れは、ダッシュやジャンプなどの高強度のスポーツで、発生することが多く、受傷時は強烈な痛みを伴う事が多く、プレーの継続は難しいケースがほとんどです。
肉離れの診断は、MRI検査を用いて行います。
MRIによって肉離れの場所をハッキリとさせること、重症度を確認することが必要です。肉離れは重症度によって、復帰までの期間が大きく異なります。
肉離れの重症度は、Ⅰ度損傷・Ⅱ度損傷・Ⅲ度損傷に分けられます。
図のように、左からⅠ度・Ⅱ度・Ⅲ度損傷となりMRI検査によって詳細な診断が可能です。
しかし、MRI撮影には専門的な知識が必要になります。ただMRIを撮るだけでは、このようなハッキリとした画像は抽出されません。
そのため肉離れのMRI撮影に慣れているスポーツ整形外科へ受診し、MRI撮影をしてもらうことを勧めています。
Ⅰ〜Ⅱ度損傷は、保存療法(手術をしない治療方法)で競技復帰を目指します。基本的にはリハビリを行うということです。
Ⅲ度損傷は、基本的には手術が第一選択と言われており、早急な手術が勧められる重度タイプと言えます。
Ⅰ度損傷…2週間以内に競技復帰できるケースが大半と言われています。
Ⅱ度損傷…6〜8週以降にMRIにて損傷部の修復を確認した後、アスレティックリハビリテーションを行い復帰することが勧められています。
Ⅲ度損傷…通常2週以内に手術を行い、競技復帰までは4ヶ月程度リハビリを行う必要があると言われいます。
肉離れのリハビリを行う際に、最も重要なことは人間の治るためのからだの反応に対して邪魔をしないことです。言い換えると、「治りやすい環境を作りましょう」ということです。
治ろうとしている部位に対して、ストレスを加えることは、修復を阻害する要因となります。そのため、日常生活での注意点や、気を付ける動作など細かく説明が必要です。場合によってはテーピングなどを用いて、動かせる範囲を制限する必要もあります。
肉離れの難しい点として、復帰した後に再損傷しやすいケガということが挙げられます。再損傷しないように、適切な処置・リハビリを行い、競技に復帰することが重要です。
専門家の定期的なチェックを受けながら、徐々に実施して良いメニューが増えていきます。チェックの内容としては、損傷した筋肉が治ってきていること、筋力が回復していることなどです。
そのようなチェックを行いながら、徐々に強い負荷をかけていき、競技の復帰へと繋げていきます。
Ⅰ度損傷の肉離れなど、症状の軽い肉離れは、軽視されて放置している患者さんも多くいらっしゃいます。
しかし、肉離れによる損傷部位にカルシウムが沈着する骨化性筋炎など、放置して重症化するケースが多く、重症化した場合は長期の離脱が必要となります。
また、復帰後にパフォーマンスが戻らない、また損傷するのではないかという恐怖感が強く思いっきりプレー出来ないなど、悩みを抱えている選手も多くいます。
そのような悩みも、適切なトレーニングを積めば改善されますので、当院へ気軽にご相談下さい。
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