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鼡径部周辺の痛みは、グロインペイン症候群と言われ、サッカー選手では非常に多い怪我として知られています。
この怪我は、難治性(なかなか治らない)の怪我と言われており、治療に難渋するケースが非常に多いことが特徴です。
昔は、鼡径ヘルニア(脱腸)と呼ばれている時期もあり、積極的に手術を行なっていました。しかし、昨今の医学の進歩とともに、病態の解明がなされてきました。
最近の報告では、鼡径部の痛みは、MRIの検査により右図のようにタイプが分けれる事が分かってきました。
医療に関わる人でも、『鼡径部痛症候群=サッカー選手の怪我』と理解している方も多くいると思います。実際にその通りで、発症率が圧倒的に多いのはサッカー選手です。
なぜサッカー選手に多く発生するのでしょうか。それはサッカーのキックという動作と関連があります。キックを繰り返し行うことで、股関節周囲の筋肉に過剰な負荷を与え、結果として微細な損傷が起こることで、炎症・痛みが発生するとされています。
このようなサッカー以外のアスリートで多いのは、女性の長距離ランナーや重い体重を支えなければならないラグビー・アメリカンフットボールなどの競技です。
痛みを訴える場所には多少の個人差がありますが、どの競技であっても主な症状は、鼡径部の痛みであり、似たような症状を訴えます。
鼡径部痛症候群の確定診断は、MRI検査を行うことで可能です。
昨今、MRI検査は多くの病院で受けることが可能な検査となってきました。
しかしながら、鼡径部痛症候群のMRI検査は、放射線技師の専門的な知識が必要のため、どの病院でも診断が可能という訳ではありません。そのため、専門の病院を受診する必要があります。
当院にご相談頂ければ、ご希望に沿った専門医のご提案をさせて頂きます。
鼡径部痛症候群の治療は、スポーツの休止とリハビリテーションです。
この疾患は、細かい損傷による炎症が基盤となっているため、患部にかかるストレスを減らすことが大切です。重症度によって安静期間は大きく異なりますが、4〜8週程度で痛みは軽減してくるケースが多いです。
リハビリでは、全身の問題を確認する必要があります。固くなっている部位、筋力が落ちている部位などを細かく見ていくと同時に、全身の協調性なども細かく確認する必要があります。
先述したように、鼡径部痛症候群は別名『難治性グロインペイン』と言われています。
なぜ難治性(なかなか治らない)になってしまうのでしょうか。それは、正しい診断をできる医師が限られており、正しいリハビリを指導できる人も限られているためです。そのため、股関節炎や付着部症(筋肉が骨に引っ付く場所の炎症)など曖昧な診断のもとで、正しい治療がなされない難しい怪我なのです。
当院では、サッカー選手の鼡径部痛に関して豊富な治療経験持っており、その経験を活かして適切な競技復帰へのサポートを提供しています。
我慢して改善する怪我ではありません。股関節周囲の痛みに悩まさせれている方は、早めにご相談ください。
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